2018/06/29 13:17



かわいいが大好きなデザイン担当の吉田からの熱い思いが届きましたのでシェアします。

上記画像は大牟田市ゆるキャラのジャー坊と、当店アイドルにくうどんくん(アメリカンファジーロップというウサギ)です。



田舎の現状

hanakoは福岡県の大牟田市で店舗を構えています。


この地域の多くの人は地元の発展に関心がないように思います。
閉鎖的な環境のせいかプライドが高く、恥をかくことを極端に嫌う傾向があります。

噂話や情報の周りは早いので
新しいお店が出来たり、地域でイベントをやったりするとすぐに広まりますが
知らないところへ行って恥をかきたくないと思って足を運べなかったり、そもそも地元のものへ信用がなく、否定的だったりします。

それでも地元活性化の為に少数の人が活動しています。
若いうちは「生まれ育った場所を良くしたい!!」と意気込んでいても、次第に《変わらない・変われない》事がわかってくると、諦めて外の環境へ飛び出してしまう。
こうして意識の高い人材を手放してしまっている。

新しいお店ができたり、イベントを開催しても活動的な少数の間だけの出来事です。
保守的な大多数に広めることを諦めて
「ここの人達は小難しく考えるから、わかってくれる人だけでいいや・・・」
「ほかの地域からわかってくれる人達にきてもらおう!」
と考え、地域に根付きません。

保守派と改革派
この両者の間には深い溝があり、なかなか交わることがありません。
なので個人が起こす新しいことは定着が難しいのです。
既に情報・知名度のあるチェーン店や商業施設へ流れていきます。

このような環境で事業を行うには
・余裕があり少数派相手のみで成立する事業
・保守派と根気強く付き合い、徐々に切り崩していく

現状この2択しかないのではないかと思う。


世代の壁

プライドからか若い人材に頼ることが出来ない大人たち。
若い人の知恵やアイデアを聞かせてください!っていうスタンスでいないと新しい考えは入ってきません。
大人たちは金銭的に余裕がなかったり、ビジネスモデルがまとまっていない若者へ
「意識が低い!」「考えが甘い!」と簡単に口を出すだけです。
考えがふわふわとした時期を支えてあげられないから、新しい考えを持った若い人材は受け入れられやすく、生きやすい都心へと出ていく。
新しいビジネスを少数派相手にしかできない地元にメリットを感じられない。

いままでのやり方じゃもったいない!

せっかく地元で開業したので、大多数の保守派にも来てもらいたい。
「このお店にはこういう商品があって、注文の仕方はこうで・・・」
と丁寧に説明していきたいです。
新しいお店に行くハードルが下がれば、他のお店にも行ってみようと思うかもしれない。
自分が成長して、お客さんの意識を変えてしまうようなお店を作りたい。
お花なんて縁がないと思っている人、生活に余裕がない人、地元には良いものなんで無いと思っている人にも見てもらうだけでいいから、まずはお店に来て欲しい。

hanakoはお客様との関わりを大事にしていきたい。

おわりに


人一倍地元に、地元の方々に情熱を捧げて花を作っていきます。
よろしくお願いします。