2019/02/14 23:40

こんばんは。

ほろ酔い気分のyukiです。


なぜならここでビールを飲んだからです▽

医療法人、教育委員会、事業コーディネーター

そんなメンツの中、吉田は町の花屋として足を震わせながら発表(原稿音読)しました。

しかも4番目。

花屋というビジネスは大義名分がない。というか、贅沢品なので、誰かの役に立っているという実感が薄いのです。

困っている事を解決する。誰かを助ける。環境問題に向き合う。


花屋はそうではありません。

なので支援したい!と思う気持ちは他の発表者に比べると湧きにくいと思います。


福祉関係に役立てるよう、ボランティア活動はしていますが、上手く伝わったでしょうか。 


吉田の緊張はよく伝わったと、思う。。


以下発表文です。


新栄町で花屋をやっているhanakoの吉田新です。よろしくお願いします。

人前で話すのが苦手なんで少しだけ話させてもらいます。
花屋として大きく分けて
3つの事に取り組んでいます。

・大牟田に花を広める
・若者を大牟田に呼び戻す
・高齢者へのボランティア活動です

1つ目の花を広める。は花屋をフリースペースにして自由に使ってもらっていつでも近くで花を見てもらえるようにしたり、色んなシーンに合わせて花を使う提案をしたり色々考えてやってはいるんですけど

花が敬遠されてしまう一番の問題は価格だと思っています。

卒業式の花が小さいとか
成人式の髪飾りが高かったり
結婚式の花が異常に高かったり
若いうちから花は気軽に使えないってイメージを持たれてしまっているので
うちではまず花の価格の流動性を無くしました。
季節の仕入れ値や冠婚葬祭の行事ごとなどの
変動する価格をあたりまえの金額で一定にできるよう工夫して、若い人達が花屋に近寄りにくくなっている仕組み自体を変えられたらと思って活動しています。


2つ目の若者を大牟田に呼び戻す。ですが
自分は元々大牟田の花屋で勤めていて
大牟田で見たことない都会の技術を勉強して持ち帰りたくて数年間色んな所を転々と回ってきました。
たまに大牟田に帰るたび新栄町の店がどんどん消えていくのを見て寂しく思い、友達と「店を出すなら新栄町にしたいね」と話していました。
そして大牟田で花屋を始めるときに
1番困ったのは大人たちが大牟田で商売は難しいと言うだけで一緒に考えてくれる人がいませんでした。
起業塾や勉強会に顔を出したけど、今思えばお金の借り方を教えるか
データが豊富にある飲食業か美容室のやり方をなぞるだけか
人脈を広める為に集まりに顔を出しなさいでした。
贅沢品と生活必需品の売り込み方の違いをわかってもらえないので、小売業のやり方やアイデアの出し方を教えてもらえることはありませんでした。

大牟田で考えが甘いと切り捨てられる若者でも
都会ではお客さんの絶対数が多いから人付き合いを気にしなくても
そこそこに食べてはいけるしやりながら育っていけます。
そんな、面白い技術を持ってるけど地元に戻るメリットが無いと思っている若い子に大牟田でのやり方はあるよと見せたくて福岡市内でも店を構えて相談を受けたりしています。
新栄町みたいに全く人が歩いて無い場所でもやっていく方法やアイディアを話し合えたらいいなとおもいます。
正直厳しい時もあるけど、新栄町に店を出したいねと話してた友達が新栄町に来るまで頑張ろうと思ってます。

最後に高齢者へのボランティア活動ですが色とりどりの花を選んでもらい器に刺していく作業を通じて認知症予防に使ってもらえるように無料で介護施設をまわっています。

無料にした理由は施設で働いてる方やご家族の方におもしろい花屋があるって知ってもらえるだけで1日2時間くらい使ってもプラスになるなって思ったからです。


最初は自分の祖母が施設に入ってすぐ認知症になったのが悲しくて始めた取り組みでしたが
去年の終わり頃フラワーアレンジメントが、認知機能に障害がある方の記憶力向上に効果があると発表されました。茨城県立医療大学の発表では向上効果は3ヶ月後も持続と言われていて、頭がいい人達が言ってるんなら間違ってなかったなとおもいました。
もっと広まってみなさんの家族との語らいの時間をすこしでものばせるお手伝いができたらいいなって思います。

今日話した事全てに言えるのですが
もっと知ってもらう努力をしないと意味がないので、精一杯やれる事をやっていきます!


新栄町の花屋hanakoでした。
ありがとうございました。



いかがでしょうか(*'▽'*)

皆さまにお花も色々役に立つんだぞっ!とちょっとはわかって頂けたら嬉しいな。


おやすみなさい。